ヨーロッパ最古の民族「ケルト」による宝飾芸術とは!?その1
英国やアイルランドに渡っ元海のケルトケルトとは、ヨーロッパ人の最も古い祖先民族のひとつで、紀元前3千~2千年頃に欧州の中西部を中心に定住を始めたものと思われますが、民族的には不明なことが多いようです。
紀元前7~3世紀頃には、現在のフランスとドイツ、北イタリアで活動した陸のケルトと、英国やアイルランドに渡った海のケルトとに分かれます。
ジュエリー史上意味のあるのは海のケルトであり、その遺物の多くは英国やアイルランドから出土します。
ケルト民族は金属の細工に優れており、金や銀、ブロンズなどを用いた多くの装身具や武器、実用具などが残っています。
そうした遺物の最大の特徴は、ほとんどが金属だけで作られたもので、宝石類の使用はまれなことです。