ヨーロッパ最古の民族「ケルト」による宝飾芸術とは!?その2
ケルト民族が5~6世紀頃にキリスト教化する以前のジュエリーで最も特異なものは、用途不明の半月形の装身具ルヌラエ判とトルクと呼ばれるネックレスです。
ルヌラエはきわめて薄い金で作られ、その縁にはジグザグ模様が刻まれている。
トルクは、太い金の筒状のものを撚り合わせて作られていて、円形の一部が開いた形で、その両端には飾りがあります。
また広くはフィビュラと呼ばれる安全ピンの形をしたブローチも、ケルトの創案のものです。
これはヴァイキングやアングロサクソンのジュエリーにも見られますが、元来、衣服の合わせ目を留めるための実用具でした。
ボタンはまだ存在しないこの時代、北の寒冷地にあって厚手の外套は不可欠であり、フィビュラは必需品であったに違いありません。
事実、その後も形は変わるがケルト人のジュエリーとして作られ続ける。